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日々の破片

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2018-07-09

_ 新国立劇場のトスカ

飯守監督最後の作品。

指揮者のロレンツォ・ヴィオッティがすごく立体的な音を作って、出だしから良いのなんのって。テンポは速い。

カラヴァドッシのホルヘ・デ・レオンとトスカのキャサリン・ネーグルスタッドは、立ち居振る舞いは良いのだけど、なんか音が重たい感じでちょっと違う感がある。ただ、そうはいっても舞台そのものは良いので、微妙な残念感がないわけではない。立ち居振る舞いの良さといえば、飛び降りが実にきれいだった。

スカルピアのクラウディオ・スグーラはやたらと背が高くマントが似合って、なんかメフィストフェレのようだ。カーテンコールで指揮者と並ぶとなんか兄弟みたいな雰囲気でちょっとおもしろい。ただ、あまり印象がない。

先日、友人の家で観たザルツブルクのスカルピアが死にきれずにサンタンジェロまでやってきて、トスカを射殺する演出(ということは、トスカは地獄でスカルピアには会わないんじゃないかな。殺してもいないし、自殺もしていないから、救済されるハッピーエンドのように思う)のような脚本外の演出は一切ない(と思う)いつもの新国立劇場のだが、悪くない。

子供が1幕が終わった後、なんでアンドレ十字なんだろう? と言っていたが、これで観るのは3度目なのに、まったく気づかなかった。

で、2幕で、聖アンドレア教会というセリフが出て来て、なんと芸が細かい演出なんだと驚いたが、何しろおれ自身は気づいていないのだからしょうがないな。

で、固有名詞に気を取られるとファルネーゼ宮ってどっかで聞いたことがある名前だが、とか余分なことを考えて、ああ、ベルセルクに出てくる女性かと思い出したのだが、そのあと、古本で買ったデビルマンGを読んでいたら、シレーヌが召喚されるシーンがまるで蝕のようで、いろいろシンクロニシティするなぁと思ったりとか。

デビルマンG(グリモワール) コミック 1-5巻セット (チャンピオンREDコミックス)(永井 豪)

なんか最近、高遠るいを読みまくっているのだが、この作品が今のところ一番気に入っている。換骨奪胎と構成と絵柄と、どれをとっても好きなマンガだ。


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