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日々の破片

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著作一覧

2018-10-14

_ 有東木のワサビ

五反田でアフリカ料理を食おうとしたら、貸し切りで入れず、しょうがないから適当な店で定食を食いながら壁を見ると「当店は有東木のワサビを使っています」とか書いてある。

有東木って何て読むんだ?と不思議に思って調べたらワサビ発祥の地という口コミ観光ページが出て来た。

ワサビの葉っぱが三つ葉葵に見えるので徳川が駿府から持ち出し厳禁にしていたところ、シイタケの栽培方法を教えに来た天城の技術者にお礼として苗木をこっそり渡して外部に知られるようになったとか、知らないこと満載でおもしろかった(定食はご飯がしっかりしてるし、味噌汁は海苔が良い感じ、魚も悪くなく存外うまかった)。

朝のNHKドラマで、ワサビとシイタケを組み合わせてご当地名産を作る話があったが、上のエピソードからいくと、このあたりが舞台だったのかな。

ところで、結局、有東木の読みはわからなかった。

上でリンクしたページの道路案内ではUtogiと書いてあるが、いろいろなところで、「うつろぎ」と書いてある。道路公団としてはうとぎで、一般にはうつろぎ、ということなんだろうか。

比較的地名は辞書に登録していると思うMS-IMEでもOSXのATOKでも、うつぎでもうつろぎでも変換できないし、結局わからない。


2018-10-13

_ XTC コンプリケイテッド・ゲーム アンディ・パートリッジの創作遊戯

2017/11/27という微妙な時期に購入したまま放置していたアンディパートリッジの創作遊戯を読了。

おもしろかった。

リアルタイムにはそれほどXTCの良き聞き手ではないどころか、XTCだとコリンムールディングの曲(頑張れナイジェルとか)以外にはまったく興味を持てなくて、アンディパートリッジのプールにダミーが浮かびまくっているソロとか買って1回聞いただけでディスクユニオンに売り飛ばしていたくらいなのだが、tnozakiさんにブックスアーバーニングを教えてもらってから相当変わったというよりも、エレキギターという楽器の音についての聴き方がわかってきたのだろう。最近はそれほど興味がなくもない。

それでも音よりも言葉のほうがおもしろい。

本書は、アンディパートリッジに対してワシントンDCのミュージシャン/ジャーナリスト(クリッシーハインドもそうだが、ジャーナリスト兼業ミュージシャンってそれなりにいるのか、特殊業界なので餅は餅屋にしかわからないところがあるのか、っていうかプログラマー/テクニカルドキュメントライターと同じ道理か)のトッドバーンハートという人が電話インタビューで自作曲を語らせたものをまとめたものだ。

抜群におもしろい。

おもしろいのは3つの理由があるからに思う。

まずアンディパートリッジっという人間がユーモアとセンスがあるから言葉がおもしろく(ってことは訳業も良いのだ。太田晋という人)、受け手のトッドバーンハートが同調的だからだ。

次に、優れた時代史となっているからだ。

そして創作の秘密や裏側は常におもしろいからだ。

それにしても、どの曲のどのコードをどういじってこうしてこうやったらこうなって、それをプロデューサーのトッドが勘違いして調性を間違えたところにもってどうしたこうしたみたいな話がつまらないわけがない。

XTC コンプリケイテッド・ゲーム アンディ・パートリッジの創作遊戯(アンディ・パートリッジ/トッド・バーンハート/太田晋)

まったく当時は知らなかったが(ホワイトミュージックの構図をそのままスランにあてはめた表紙画があるからまったく気づかないわけでもない)、森脇真末味の緑茶夢の後半のエピソードはまさにXTCがモデルになっていたのだなと、セカンド作成時のキーボード奏者との主導権争いの箇所を読んでいて懐かしく思った。

緑茶夢(グリーンティードリーム)―スラン (小学館文庫)(森脇 真末味)

(サイケ時代の(ドアーズやシドバレット時代のピンクフロイドあたりに着想したらしき)水野英子のファイアーといい、自分たちをモデルにした同時代的な優れたバンドマンガが東の果てで作られていることを彼らは知っているんだろうか)

インタビューの中でおもしろタウン出身と散々語られているスィンドン(距離から日野/八王子とか、川口/大宮みたいなもんか?)についてのジョンモリッシュという人の散策文学っぽい前置きも抜群におもしろかった。


2018-10-06

_ Rails 5.2.0から5.2.1で何か重要な修正が入ったようだが調べなかった(多分わかった)

サーバーサイドでPDFを作るために、ネストしたRailsの呼出しを作った。

最初にクライアントからリクエストを得る。(Action Aが動く)

コントローラの中でリクエストの正当性を検証した後に、サーバーサイドで動作しているヘッドレスChromeをDevToolsで操作してリクエストを要求させる。

ヘッドレスChromeは別のアクションを呼び出す。(Action Bが動く)呼出しに答えてレスポンスを返す。

Action Aで動いていたDevToolsクライアントがNavigateの完了を得て、さらにいろいろ動いたあと、DevToolsでPDF出力を要求し、結果のBase64(PDFそのもの)を得る。

Base64をデコードして(つまりapplication/pdfを得て)Action Aのクライアントに応答を返す。

これを2つのドメインで動かしているのだが、開発用のドメインでは2回に1回はタイムアウトすることに気付いた(発生タイミングはランダム)。ログを見ると、Action Bが動くかどうかのぎりぎりのところでハングし(ActionControllerに制御が与えられたかどうか微妙なところだ)、Action Aに対してnginxのタイマアウト検出によってAction Bの残りが動作して解消している。

少なくともpumaの中では止まっていないので、次にactionpackの中を順番に見ていくのだがなかなか止まっている箇所にたどりつけない。

同じDBのロウに対する読み込み(Action Aの検証でfindをかけている)だから一瞬行ロックか? と思ったが、明示していない以上、それはあり得ない(というか、そんな理由なら100発100中のはずだが、半分は成功する)。

聞き込みをしてみると、ステージング用ドメインでは一切そういう問題は発生していないらしい(リクエスト数ははるかにステージング用のほうが多いので発生していたらもっと早く気づく)。

これも理解できないので、何が違うか調べたら、ステージング環境へのデプロイでBundleを動かすところで特にバージョン制限していなかったから、開発環境はRails 5.2.0、ステージングは5.2.1で、そこが違った。

なんだ、リリースノートを見ればわかるな、と思ったらわからん。

GVLが原因のデッドロックだというのはほぼ間違いないのだが(他に理由があり得ない。とはいえ、Action AはヘッドレスChromeに対するDevTools呼出しのWebsocketの待ち状態でしか無いはずで、ここには問題はない)、調査打ち切り。

#追記:https://github.com/puma/puma/pull/1563 このissueの修正版のpumaがRails 5.2.1には含まれているからではないか?

# 2018/10/11 多分、理由がわかった。バージョンは関係なくて、開発環境だと修正->試す->ロックされて死ぬ→試す→修正->試す->ロックされて死ぬ→試すというサイクルを取ることが問題だったのだ。つまり、修正->試す->ロックされて死ぬ→試す→試す(以降OK)。developmentなので(またそれを期待している)クラスの再読み込みが走る、それが原因でほぼ間違いない。再読み込み中に別スレッドでさらに再読み込みが走るのでデッドロックするのだろう。


2018-09-30

_ 地獄のアリス読了

そういえば読んでいなかったな、と本棚に整理されずに残っていた地獄のアリスを読み始める。

いつもながらの松本次郎節で、疎外の度が過ぎてすっかりいかれた少年(今度は14歳だ)スナイパーが囮の人形を使って最初は荒野のモヒカンを、次に廃墟都市のギャングを、最後は本来は仲間として受け入れられるはずの少年愚連隊をひたすら殺しまくる陰陰滅滅たる物語で、ところどころにツッコミと冗談が混じり込む。

が、いつもと違って、お笑いネタにドラゴンボールや北斗の拳がやたらと引用されて不思議になるが、それもそのはず集英社のマンガだった。

そのためだろうが、最後、きれいにまとまって、ほのかに希望すら垣間見せてくれるのには驚いた。

そうは言っても松本次郎なのだが、この人のマンガはどれだけ異様であっても、登場人物たちは嫌な性格とか悪い性格とかではなく、ただ歪んだ方向に真っ正直なので読んでいて気分は良い。それにしても、集英社のカラーはずいぶんと入り込んでいるように見えた。

問題は、6巻が見当たらないことで、購入当時読まずに適当に本棚に入れておいた(それでも探したら5巻までは見つかった)のが良くわかる。しかも紙は絶版になっていて、Kindle版はあるが、途中まで紙で買って最後はKindleというのも気分が悪いのでマーケットプレイスで古本を買うことになってしまった。

地獄のアリス コミック 全6巻完結セット (愛蔵版コミックス)(松本 次郎)

同じく女子攻兵がぽろぽろと見つかったが、まだ探せば出てきそう(そもそも1巻が見つからないという異常事態)なので、引き続き捜索中。

待て、アマゾンの松本次郎を見ていて気づいたが、おれはフリージアの12を読んで(買って)ないぞ。

_ その他読んだマンガ

買ったのはいつだか忘れたが、Kindleに入れたまま放置していたヒルを読了(2か月前くらいか?)

ヒル(今井大輔/今井 大輔)

なんか最近の映画にありそうな犯罪もので、昼間の留守宅に忍び込んで生活をするヒルと呼ばれる若者たちのラブストーリー(と要約するとまったく別の作品になりそうだ)。

甘ったるいがおもしろかった。

累が終了。

累(松浦だるま)

表紙が口が裂けた累の顔になったので、これでおしまいかな? と思ったらおしまいだった。

ちょっと想像と違う終わらせ方で、そうくるのかとは思ったが、因果物語としては悪くはない落ち着いた終わらせ方である意味感心した。

というか、結局、一番ひどいのは、伝承研究者の弟の演出家だな(と、諸悪の根源を主要ではなくすぐに殺される役に設定するのはうまい作劇だな、とこれまた感心する)。


2018-09-19

_ Surface Proの電源交換(MSストアのバグで助かる)

Surface Proが充電できなくなった。

見ると、ACアダプタの本体との間のコネクタ(平たい板状)の継ぎ目に裂けめが入っている。別に折ったわけではないが、持ち運んだり抜き差ししている間に接合部に妙な力が入ったのかな?

いずれにしても、充電できないのでは話にならないし、独自コネクタなので他のケーブルに変えるわけにもいかないのでマクロソフトストアに入ってみるのだが、さっぱりわからん。

アップルのサイトもひどいものだが、少なくともジーニャスを予約するのは単純だ。

が、マイクロソフトストアのわかりにくさはただごとではない。これかと思うリンクをたどってデッドエンドは当然で、USサイトに入って404なんてのもある。

それでも試行錯誤して、デバイスSurface、症状入力に充電できないとか入れて進んでいくと、選択が出てきた。本体かアクセサリか。電源アダプタなんだからアクセサリだと思って選択すると、ペンが2種類の選択となる。ペンじゃねぇ。で本体を選ぶとそこでおしまいとなる。

まあ、ACアダプタは本体付属品なんだから本体なんだろうと納得して、さらに進んでようやくサポート依頼(こちらからサポートへ送付するとリファビッシュ品が送られて右くるやつ)が終わった。リファビッシュ品とは嬉しくないが、まあ、しょうがない。でコミットして、注文番号も振られた。

が、いくら待ってもメールが来ない。

メールが来ないと送付先がわからないから送ることができない。時刻は24時近いから、明日朝チェックするかとあきらめた。

で、翌日9時を過ぎてもメールが来ない。

出勤する途中で郵便局に出そうと考えていたので、しょうがないのでサポートへ電話した。

待たされた。

なんかの心理学実験でもしているのか、待たされている間中、無意味な能書きをぶっきらぼうな合成音で流しまくるからイライラすることこのうえない。これ10分聞かされたら、よほど仏のような人でなければ、サポートの人に当たりちらすことになるよなぁとか考えながら仏のように待機する。

で、ようやくつながって、送付先がわからんと言うと、システムの不具合でメールが送られていなくて済まんかった、住所を言うからメモしてくれということで、メモをする。

もっともその前に延々と儀式が始まって、そもリファビッシュとは新品でもなければそなたが所有するマシンそのものでもなく……とくるので、そんなこたわかっているからさっさと住所を言えというやり取りがあったことは言うまでもない。

で、以上の住所に本体だけを送れ、と言われる。

本体だけ? でもACアダプタも入れますよ?

そんなものいらん。

いらんと言っても、見るからにおかしいのはACアダプタだし。一式交換するんじゃないの?

いや、ACアダプタはいらん。本体だけを送れ。

そうは言っても。

というか、あんた、本体の修理と書いたでしょ。

そりゃ、アクセサリを選ぶとペンしか出てこないから、本体一式の意味だと考えたんじゃん。

そりゃ考え過ぎというものだ。ACアダプタはACアダプタで本体とは別物。

なんじゃそりゃ。そんな選択肢は存在しないじゃん。

わかった、と向こうが言う。充電ができない。本体の可能性もあるしACアダプタの可能性もあり、お前はACアダプタを疑っている。それなら、こちらからACアダプタを送る。それで試して、だめなら予定通りにお前は本体を送る(元の修理依頼を使う)、OKならそれで元の修理依頼はキャンセルでどうよ。

それでOKというか、最初からそういうオプションを選べるようにしときゃすむじゃん。が、ベターなソリューションを提供してくれたことは感謝する。

じゃんじゃん。

というのが火曜の朝で、さっそくACアダプタが送られてきていたので、接続したらぐいぐい充電が始まった。

というわけで、メールが送られてきていたら無駄なことをするとこだった。メールが送られてこなくて良かったというか、最初からACアダプタも選択できるようにしておけというか、どうにもそういうところがマイクロソフトっぽい。

そういえばHP Spectreの充電器も交換になったが、薄型ノートのACアダプタあたりは相当質が低いものを付属させているんだろうか?(おれの使い方が特別悪いとはやはり考えにくい)


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