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日々の破片

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2013-02-03

_ 1960年代生まれの天下

AKBとか本当にどうでも良いのだが、売ってるやつが賢い(小賢しいとは思わない)ので、いろいろ感心することがある。

ファッションはある程度の周期で意匠を変えて繰り返すことで生産性を上げる(ゼロベースで何かを創り出すのは大変なのでそこをスキップする)わけだが、おなじようなことを考えているのだろう。

というのは、子供の頃見た少女マンガで、男にも売れるやつってのには必ずモティーフがあって、なんかそれをなぞってるなぁと思ったからだ。

で、少女漫画で男にも売れたやつってのは、基本的に2つの特徴があって、1つはスポーツ(下部には根性と友情がある)がモティーフ、2つめはテレビとタイアップ(男はあまり少女漫画雑誌は買わないが、テレビでやっていておもしろそうなら見る)だ。

さらにそこには共通するサブストーリーとして恋愛がある(こちらがメインとなると60~70年代には受けず、それは80~90年代の翔んだどうしたに始まる新しい時代のモティーフとなる)。それは、中学生や高校生の女の子が主人公だが、必ず恋をして(そりゃ年齢的にそうだろう)、しかしそれはコーチによって固く禁じられていて、そこで歯を食いしばってあきらめてスポーツに邁進するというストーリーだ。

つまり、アタックNO1とエースを狙えとサインはV(これは実写だったな)とかだ。

そういうのを小学生の頃に読むと、1980~90年代には、最低の物語だったなぁと感じるようになり、0~10年代には、そろそろこのパターンを復活させると儲かるかも、と考えるのではないかと考える。(で、さらに同じメディアではなくよりうまくメディア化するとAKBになるのだなぁと賢さに舌を巻くことになる)

エースをねらえ!DVD BOX(出崎統)

(これは、恋愛対象がコーチなので、その分すごくメタになってしまった、そのためか作者は宗教に行ってしまったのかも知れない)

TV放映40周年記念 アタックNO.1 Blu-ray Special BOX I(小鳩くるみ)

(こっちがスタンダードなパターンでまさに金字塔)

センターは鮎川こずえだけど、回りを固める早川さんだのなんだのバレー部や同級生が絶対的に必要な集団ストーリーになってるのも重要なのだなぁとか。

_ 研究社版シェイクスピアの続き

段組みがおかしいのでアマゾンへサポート依頼を出した件だが、今日(日曜だな)メールが来て、時間はかかるし更新情報も出さないけど修正を依頼する。というわけで時間がかかってしかも更新情報が出ないとは何事ぞという反応もあり得るとは思うから返金してもいいよ、とのことだった。

微妙かつ良く読むと一方的な気もするが、返金OKなのだから良いのか。とは言え500年も前の作品にあせってもしょうがないので、気長に待つことにして返金不要と返した。

で、一足先にKindle化した(が、結局、拙速だったということだな)研究社版がぐだぐだな間に角川がばしばし追いついてきた。

しかも、研究社には無いリチャード三世もある(リチャード三世はイギリス王様シリーズの中で一番マクベス的におもしろいおっさんが主役なので好きなのだった)。

新訳 リチャード三世 (角川文庫)(シェイクスピア)

これ、金子 國義のイラストも入っているのなら相当に興味がある。

とは言え、翻訳者を知らないしな。

とは言え、同じく知らないで買った大場も良かったわけで、河合も良いかも知れない。

というわけで、リチャード三世を買った。

(という具合に、白水社がのろのろしているうちに、小田島訳がおれの印象から消えていくことになる)

#Kindleってすさまじくやばい。書籍は置き場所や目の前の現金というラッチがはたらくので買い過ぎることはないが、1クリックで電子的に目に見えず(実物を目にするところを想像せずに)購入できるというのは、あらゆる意味で心理的障壁による購買行動抑制を突破してしまう。

というわけで、当分、買わないようにしよう。


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