ShiShiZa
獅子座
ロメールの記念すべき処女長編。
いい加減に暮らしている。そこに、叔母が死んで、莫大な遺産が転がり込んでくるという電報を受け取る。
やったぜ!
まるでトシシュンのような大盤振る舞いを友人達に施す。
王手飛車取りのゴダールがここに出てくる。
そこに電報がやってくる。遺産は、お前じゃなくて、従兄弟のものになった。
消え去る友人達。後に残るのは大盤振る舞いの借金。
そこで、主人公はパリの街を放浪することになる。服がどんどん汚れていき、靴はワニの口になる。
しかし、こいつは、絶対にまともに職をさがしたり、何かをしようとはしない。徹頭徹尾、ただただ、当ても無く放浪する。
たまたま入ったカフェで、バルトークを弾く。そんな流しがいるものだろうか?
もちろん、いない。そこで、居合わせた元友人が気付く。おい、お前にまた電報が来ているぞ。
従兄弟がオートバイ事故で死んだのだ。
遺産が転がりこむことになったので、現実世界へ復帰する。
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